2007年01月14日

007とシャンパン【Dr.No(ドクター・ノオ)】


007シリーズにおけるシャンパンといえば Bollinger(ボランジェ)がお馴染みですね。
でも、「昔からボランジェなんですか?」という疑問が
フォッサマグナの遥か先から ぱいかじに乗って聞こえてきました(ホントに?{/汗/})


(写真はSpecial Cuvée 某店で7,350円)






“Dr.No”「ドクター・ノオ」
ドクター・ノオに囚われたジェームズ・ボンドといわゆるボンド・ガールの
ハニー・ライダーがドクター・ノオと食事した後、ハニーを連れて行く
ドクター・ノオの護衛兵に対してジェームズ・ボンドがクーラーに入っていた
ドン・ペリニヨンを掴んで向かおうとするが、別の護衛兵に銃を向けられ
制止されたところで、


ドクター・ノオが、
 "That's a Dom Perignon '55. It would be a pity to break it."
「それはドン・ペリニヨンの'55年物だ。(壊すには惜しい)」
ジェームズ・ボンドはドン・ペリをクーラーに戻し、
"I prefer the '53 myself."
「'53年の方が上さ。」
と対抗するシーンがあります。
こういうウィットに富んだセリフが007の魅力でもありますね。
 (写真はDom Pérignon '99 某店で15,800円)





◆これは誤解
「ジェームズ・ボンドがシャンパンを掴んで振り下ろそうとするが、
  ドクター・ノオに“それはドン・ペリニヨンの'55年物だ”と言われて、クーラーに戻す」
いくらなんだって、コメディーじゃないんだから(銃を向けられた後で戻すのです)。
おちゃらけ気味のムーア・ボンドだって、武器がなければシャンパンで敵を殴っています(当然、割れています)。

posted by ロレンス at 22:30| 可視化テーマ(007) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする