2007年11月28日

自動販売機@北京

中国旅行へ行っていた時のこと。
あれっ?自動販売機って久しぶりに見たなあ、と思わず撮った写真。



日本における自動販売機の普及台数は550万台、そのうち飲料自販機は約266万台。
(2006年末時点、日本自動販売機工業会データ)

同会の資料を見ると「中国では、北京オリンピック、上海万博に向けて沿岸部大都市で
自販機の普及が始まっていますが、絶対数としてはいまだ低い水準にあります。」とのこと
上海と北京を訪問しましたが、本当に自動販売機は見掛けないんですよ。

あるシンクタンクの推計によると、上海における自販機の設置台数は4,000台。
単純に人口比で逆算すると中国全体で28万台。少ないですね〜
上海・北京での普及が進んでいるわけですから実際にはもっと少ないと推測できます。

中国人や中国経験者に聞くと治安の問題が大きいと言います。
「こじ開けられて中身を持っていかれちゃうよ」とか「腹いせに蹴っ飛ばされたりして壊されちゃうよ」
「中身を盗まれるとか壊されるならまだ良いけど自販機ごと持っていかれる」ということだそうです。
安い人件費で労働力が得られるということもあるのでしょうね。



お札によって投入口が分かれています。

posted by ロレンス at 22:00| 可視化テーマ(アジア) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする